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アールビバンの営業スタイルとは？
その商法が注目される理由を徹底解説！
アールビバン株式会社は「より気軽に名画に親しんでほしい」という思いから1984年より絵画の販売を始めました。
これまで日本の絵画市場は、比較的高額でコレクターが限られる油彩などの原画が中心でしたが、アールビバンは「絵のある生活（くらし）」を届けるために多くの人の手が届きやすい「版画」に注目し、新たに“版画マーケット”を確立しました。
美術品購入の敷居を低くしたことで日本でのアート普及に貢献し、絵画市場の歴史に革新をもたらします。
創業から40年経った現在も全国の催事会場で絵画の魅力を伝え続けています。
アールビバンの版画は「オリジナル版画」と呼ばれる作品で、作家自身が版画を制作する目的で下絵を描き、最終仕上げに至るまでの全ての工程を作家本人が行う、あるいは作家監修のもとで制作されています。
また、作品には作家のサインとエディションナンバー（刷られた版画を管理するために割り振られた番号）、アールビバン独自の厳しい検査基準を満たしたことを証明する保証書がついています。
アールビバンの版画作品は唯一無二のオリジナル作品だからこそ希少性・美術的価値が高いのです。
アールビバンは業界で唯一、作家の発掘・育成から、絵画作品の開発、契約、仕⼊、額装、お客様への販売、納品、アフターサービスに至るまで全ての管理・運営を自社一貫体制で行っています。
一流アーティストの総合的なプロデュースは業界初の試みだそうです。
日本のアート業界を牽引してきたアールビバンだからこそ実現できたのでしょう。
徹底した品質管理とコストバランスは決して他社には真似することができない、アールビバンの強みだといいます。
さらに、アールビバンのアーティスト発掘は国内だけにとどまりません。
ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界各国で優れた才能を発掘してきました。
これまで培ってきたグローバルネットワークにより、幅広い世代やライフスタイルにあわせたさまざまなニーズに合う作品が揃っています。
アールビバンはより多くの人に作品に触れてもらうため、1985年より全国各地のショッピングセンターやイベントホールで展示販売会を始めました。
全国の催事会場で絵を売るという商法はアート業界に革新をもたらします。
それまで銀座の老舗画廊などによるアートビジネスの主流は、重厚感のある価値の定まったヨーロッパの原画作品が中心でした。しかし、アールビバンの絵画は家庭向きでインテリア性の高い版画がメインで、幅広い世代から支持を受けていたため催事販売という新しい商法（営業スタイル）がマッチしたのです。
現在も北は北海道から南は沖縄まで全国各地で定期的に展示会を開催しています。
入場無料で誰でも気軽に入りやすく、作品を購入する・購入しないにかかわらず参加可能です。
来場日時の指定はなく、好きな時間に来場して大丈夫なので自分のペースで見ることができますよ。※混雑時は入場制限をする場合があり。
展示会の情報はこちらから確認することができます。
オリジナルのアートグッズの販売やコラボ企画を開催している展示会もあるので、興味のある方はチェックしてみてください。
アールビバンの展示会に行くならWEB予約がおすすめ
予約特典ありの展示会はWEB予約していくと来場者限定特典がもらえます。
クリアファイルやはがきサイズのオリジナルアートカードなど、ここでしか手に入らない限定アイテムなので、好きなアーティストさんの展示会のときはあらかじめ予約していくことをおすすめします！
絵画の展示会は絵画商法というネガティブな印象を持ちやすいですが、アールビバンと絵画商法は無関係なのでネットのデマ情報などに惑わされないように注意してください。
絵画商法とは、市場価格と比べて高額な価格で無理やり作品を売りつける悪徳商法のことです。
少し前に多発した手口でその影響から「絵画の展示販売会＝絵画商法」と勘違いしている人が少なくないようです。
アールビバンでは作品に興味を示している人に対してはスタッフから積極的に声をかけているようですが、悪徳商法のように作品を購入するまでしつこく営業をしたり強制的に購入させることはないようです。
アールビバンの理念に反する売り方は行っていないとのこと。
スタッフの案内が必要ない場合は断ることもできます。
もちろん、作家さんのことや技法など作品について話を聞きに来るだけでもOK。
購入希望者は商談スペースでゆっくり購入を検討することができるそうですよ。
アールビバンが運営するアートグッズのオンラインストア「kazaru STORE」では、アールビバンが取り扱う作家・作品に関しての情報やオリジナルアートグッズの販売をしています。
例えば、ファイナルファンタジーシリーズのキャラクターデザインや小説など多くの功績で世界的アーティストとして活躍している「天野喜孝」や豊かな色彩と繊細なタッチが特徴で若い世代から熱狂的な支持を受けている人気イラストレーター「mocha」のグッズ、ディズニーキャラクターのフィギュア・ハンカチなど幅広いグッズが取り揃えられています。
アートの世界への第一歩として、まずはアールビバンのオンラインストア「kazaru STORE」から作品に触れてみるのもいいかもしれないですね。
アールビバン株式会社は、現在の社長である野澤社長がたまたま絵を購入し、アートの素晴らしさを知ったことをきっかけに「この素晴らしい体験を一人でも多くの人と共有したい」という思いから創業へとつながりました。
グループビジョンは「日本全国一人でも多くの人々に心のあかりを灯す」です。
アートから感じる感動や高揚感、満足感、癒しは心を豊かにしてくれて、若い人こそ心の豊かさ、アートという体験が必要だといいます。
だからこそアールビバンは20代・30代の若い世代の絵画ファンの育成を目指し、「展示会」という新たな商法（営業スタイル）を確立してきたのです。
アールビバンは今後もさまざまな形で私たちに「絵のある生活（くらし）」を提供し続けてくれると思います。
そしてアート業界にさらなる新しい風を吹かすことでしょう。
今後アールビバンがどう成長していくのか楽しみです！
アートに興味のある人はアールビバンの展示会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
| 社名 | アールビバン株式会社 |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役会長兼社長 野澤 克巳 |
| 本社 |
〒140-0002 東京都品川区東品川4-13-14 グラスキューブ品川13階 りんかい線「品川シーサイド」駅 Ｂ出口より徒歩約１分 |
TEL |
03-5783-7171（代表） |
| 設立 | 1984年11月24日 |
| 資本金 |
1,843百万円（2024年3月31日現在） |
| 上場証券取引所 | 東京証券取引所 スタンダード市場 |
| 従業員数 | 連結328名（単体211名）（2024年3月31日現在） |
主な商品 |
絵画（版画、油彩画、水彩画）、美術工芸品（彫刻、ガラス工芸品）、アート雑貨 |
| 主な子会社 | 【株式会社ダブルラック】 クレジット事業 【TSC ホリスティック株式会社】 ホットヨガ事業（アミーダ） |
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